多田塾とは…
財団法人合気会 本部道場師範である多田宏九段が主催される団体です。
合気道多田塾 多田宏(ただひろし)師範 合気会九段
多田師範は、合気道開祖である植芝盛平翁に直接師事された
今や数少ない合気会の至宝といえる方です。
現在は、東京都武蔵野市吉祥寺にある
「合気道月窓寺道場(げっそうじどうじょう)」を中心に指導されています。
多田師範は、1950年、早稲田大学学生時に植芝道場に入門し、
半年で初段を允可され、 1957年には六段という早さで昇段されました。
その後も日本のみならず各国で合気道の普及に尽力し、
特にイタリアではイタリア合気会を立ち上げられ、
今日ではその名を財団法人「日本伝統文化の会」として、
現在も多田師範自ら毎年指導しに渡欧されています。
多田師範が主催される「合気道多田塾」は、開祖の教えを大切にし、
場を主宰し、技をかけるのではなく、自然と技が生まれるような合気道を目指して稽古します。
さらに、合気道を上達するために必要な集中力や胆力などを
中村天風先生考案の「呼吸法(心身統一法)」により養います。
合気道は、もちろん護身術としても使うことはできますが、
より自らの力を活かすための心身の錬磨法としてとても良い武道です。
「武道は技術ではない。生き方である」(植芝盛平翁)